 【 オペラ「アグリッピーナ」】
ポルポラ,ニコラ・アントニオ 〔伊〕 (1686.08.17〜1768.03.03) 81歳

イタリア後期バロック音楽のオペラ作曲家の ボルボラは、338年前の8月17日にナポリで生まれ、 10歳で当地の音楽院に入学し学んだ。
22歳のときに書いた最初のオペラが 「アグリッピーナ」で、ナポリ宮廷で上演された。
彼が名声を薄したのは、比類のない 声楽教師としての活動で、ナポリとヴェネツィアの 音楽院で教えた
32歳のころからオーストリアの宮廷から支持を得、 1718年の皇帝の誕生日にオペラ「Temistocle」が ヴィーンで上演された。
43歳のときに、ロンドンに渡り5つのオペラを 書いたが、そのころロンドンにいたヘンデルの オペラに対して、対立的な立場をとった。
その後ロンドンを去り、ドレスデンで選挙侯妃の 声楽教師をつとめた後、ヴィーンへ去り、 ここでハイドンを教えた。
72歳のときにナポリに帰り、晩年は寂しい 境遇だったが、オペラは44曲、11のオラトリオ、 ミサ曲やモテトなど多くの作品を残している。
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