 【 歌劇「ドンナ・ディアナ」序曲 】
レズニチェク,エーミル・ニコラウス 〔墺〕 (1860.05.04〜1945.08.02) 36歳

現代ドイツの作曲家のレズニチェクは、 チェコ系貴族の末裔としてウィーンで生まれ、 第二次世界大戦が終焉を告げた1945年 8月2日にベルリンで世を去った
彼の作品は、歌劇や喜歌劇をはじめとする 劇音楽や、「レクイエム」「ミサ」などの宗教作品、 4曲の交響曲、3曲の弦楽四重奏曲、数多くの ピアノ小品など、あらゆる分野にわたっている。
妻は、二十世紀前半における最大の指揮者の 1人に数えられるヴァインガルトナーの親戚にあたり、 彼女も指揮者として、ドイツ各地の交響楽団や 歌劇場の指揮者を歴任した。
レズニチェク自身が台本を書きおろした 3幕からなる「ドンナ・ディアナ」は、バルセロナの 村長の娘のドンナ・ディアナを中心としたスペインの 地方色豊かな喜歌劇であるが、今では第1幕の 序曲だけが演奏されることが多い。

(管弦楽)ドレスデン国立歌劇場管弦楽団 (指揮) カール・ベーム ♪ 私が聴いた音源 ♪
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