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...... 2024年07月11日 の日記 ......
■ 《 キューバの印象 》   [ NO. 2024071101-1 ] or

【 キューバ序曲 】

ガーシュイン,ジョージ 〔アメリカ〕
(1898.09.26〜1937.07.11) 38歳 脳腫瘍



ガーシュインは、二十世紀前半に最もアメリカ的な
性格、手法を反映した作曲家にあげられ、
ピアニストであり、ジャズソングの作曲家でもあった。

17歳のとき、ニューヨークの音楽屋の
ソング・プラッガー(店頭で客に乞われるままに、
そこで出版している楽譜をピアノで弾いて聴かせる
職)になり、多くの作品を研究することができた。

21歳のときに作曲した「スワニー」が大ヒットをし、
多くの期待を集めることになり、彼の才能も
またそれにこたえ、アメリカ音楽史にその名をとどめた。

最後の作品となった「ゴールドイン・フォリーズ」の
完成をまたず、87年前の7月11日の朝、
ガーシュインは脳腫瘍のため、ロサンゼルスの
ビバリーヒルズで急逝した。
独身を通した39年の短い生涯だった。

彼は、1932年の2月にキューバの首都ハバナを
休暇で訪れているが、そのときの印象をもとに
作られた作品が演奏会用序曲「キューバ序曲」で、
ボンゴやマラカスなどの打楽器、ルンバや
ハバネラといったリズムが用いられ、
南国の明るい雰囲気を作り出している。

作曲の年の夏の野外コンサートで初演されたが、
そのときは、「ルンバ」という曲名だったが
11月のメトロポリタン歌劇場での慈善演奏会の
再演時に「「キューバ序曲」と改題された。



(管弦楽)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮) ジェームズ・レバイン        
            ♪ 私が聴いた音源 ♪





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