 【 フルート四重奏曲 ハ長調 Op. 98-2 】
レイハ (ライヒャ),アントニーン 〔独〕 (1770.02.26~1836.05.28) 66歳
 254年前の2月26日にプラハで生まれたライヒャは、 フルート奏者、作曲者、教育者として活躍した。 日本ではドイツ名のライヒャで呼ばれることが多い。
幼くして父親をなくし、15歳のときにチェロの名手で 指揮者でもあった叔父のヨーゼフ・ライヒャと共に ドイツのボンに移り住んだ。 叔父はドイツのケルン選帝侯マクシミリアンの 宮廷楽団の指揮者となり、ライヒャも フルート奏者となった。
その楽団にはバートーベンが ヴィオラ奏者としてつとめていた。
同じ年に生まれている二人は、いっしょに ボン大学に入学し、共に学んだ。 38歳のときにパリに移り、47歳で パリ王立音楽院の作曲家の教授を務めた。 門下には、ベルリオーズ、フランク、 グノー、リストなどがいる。
作曲者としては、あらゆるジャンルの創作活動を 行なったが、現在彼の名をしらしめているのは、 管楽五重奏曲などの管楽のための室内楽曲である。
フルートのための作品も多く作曲している。 「フルート四重奏曲作品98」は6曲からなる。
第1楽章 Andante con Variazioni 第2楽章 Allegro 第3楽章 Aria 第4楽章 Finare

(フルート)オーレル・ニコレ (五重奏) ドイツ弦楽三重奏団 ♪ 私が聴いた音源 ♪
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