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...... 2024年01月04日 の日記 ......
■ 《 幕間劇 》   [ NO. 2024010401-1 ] o

【 オペラ・ブッファ「奥様女中」】

ペルゴレージ,ジョヴァンニ・バティスタ 〔伊〕
(1710.01.04〜1736.03.17) 26歳 結核



ナポリ派の作曲者のペルゴレージは、314年前の
1月4日に中部イタリアのイェージで生まれた。
幼いころから音楽の才能を発揮し、ナポリの
音楽院で学んだ。

オペラ・ブッファの様式の先駆者としての
インテルメッツォ(短い喜歌劇)の大成者として知られ、
コンチェルトやソナタのような器楽曲、宗教音楽、
世俗声楽曲を残している。

彼の音楽は、ナポリ派の抒情性を発展させて
快活、明朗なものにし、次の時代の
クラシック音楽への橋渡しをした。

胸を病んでいたペルゴレージは、ナポリ近郊の
ポッツオーリの聖フランチェスコ修道院で、
ナポリの貴族たちの集まりである
「悲しみの聖母騎士団」と呼ばれる宗教団体から
委嘱された最後の作品となった宗教音楽の
「スターバト・マーテル」(悲しみの聖母)を書いた。
最後の小節を書き終え、世を去ったのは、
26歳の若さだった。

ペルゴレージの代表作の一つの「奥様女中」は、
オペラ・セリエ「誇り高き囚人」のインテルメッツォ
(幕間劇)として1733年に作曲し、初演された。

「誇り高き囚人」は成功しなかったが、
「奥様女中」は好評だったため、切り離して
単独で演奏されるようになった。

主人のウベルト(B)と女中のセルピナ(S)の
結婚に至る筋書きで、無言の俳優のラヴェル
ヴェスポーネも登場する。




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