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...... 2023年12月15日 の日記 ......
■ 《 ギターの巨匠 》   [ NO. 2023121501-1 ] s

【 ラグリマ(涙)】
          
タルレガ,フランシスコ 〔西〕
(1852.11.21〜1909.12.15) 57歳
          

              
近代スペインの最も卓越したギター奏者であり、
近代的ギター奏法の創始者として知られる
タルレガは、作曲と演奏の両面に自己の
天分を見い出した。
その作品は400曲にものぼる。

バッハやベートーベン、ショパンなどの作品を、
ギター用に編曲し、この楽器に対する認識を
高めたことは、高く評価されている。

死の1週間前まで 意欲的に作曲をしていたが、
114年前の12月15日にバルセロナで
57年の生涯を閉じた。
ギターを愛していたタルレガは、
Guitarrega(ギタルレガ)と手紙には自署していた。

タルレガの代表作の「ラグリマ(涙)」は、
娘のコンチータの死から生まれたとか・・・
タルレガがマジョルカでの演奏旅行から帰宅すると、
コンチータが3日前に亡くなったことを妻から知らされた。

悲劇的な主題は甘美で優しいホ長調、
メランコリックな中間部は、ホ短調で書かれていて、
娘に対する愛情と、その死に対する
悲しみが感じられる。



(ギター)ミロシュ・カラダグリッチ
       ♪ 私が聴いた音源 ♪





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