 【 序曲「宗教裁判官」Op. 3 】 ベルリオーズ,ルイ・エクトル 〔仏〕 (1803.12.11〜1869.03.08) 65歳
 ベルリオーズは、220年前の12月11日に フランス南部の田舎町で、医師の父親の 長男として生まれた。 音楽は、父のフルートで独習し、一般教育も 父の手によってなされ、学校には行かなかった。
父親が地方の名家の医師ということもあって、 18歳のときに、大学入学資格試験に合格し、 パリで医学を学んでいたが、オペラに夢中になり 音楽家にな ろうと独学で音楽の勉強を始めた。
後にパリ音楽院で、オペラと作曲を学んだ。 1830年 にローマ大賞を受賞したベルリオーズは、 賞金を得て、ローマに留学した。
ベルリオーズが20歳代前半の1826年から 28年にかけて、歌劇「宗教裁判官」の作曲を行った。 しかし、この歌劇は未完に終わり、その中の 旋律は、後に「幻想交響曲」などの作品に 使われることになるが、序曲は独立した曲として残り、 パリの出版社によって「作品3」として出版された。

(管弦楽)ボルティモア交響楽団 (指揮) デイヴィット・ジンマン ♪ 私が聴いた音源 ♪
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