 【 ピアノ組曲「四季」Op, 37b“秋の歌” 】 チャイコフスキー,ピョトル・イリイチ 〔露〕 (1840.05.07〜1893.11.06) 53歳 コレラ
 1875年12月にペテルブルグで、ベルナルドに 音楽雑誌「ヌーヴェリスト」が発刊され、 翌年の1月から12月にかけて、 月々の特色に マッチしたロシアの詩を選び、その詩の性格を 描写したピアノ曲を載せるために、 チャイコフスキーは作曲を依頼された。
そして作られたのが、「12ヶ月の性格的小品」 という副題がついてた12曲の「四季」である。 1876年の11月に書き上げられた。
作品37のピアノソナタト長調「グランド・ソナタ」と 共に、作品37bとして出版された。
第1番 1月 炉端にて 第2番 2月 謝肉祭 第3番 3月 ひばりの歌 第4番 4月 松雪草 第5番 5月 白夜 第6番 6月 舟歌 第7番 7月 刈り入れの歌 第8番 8月 収穫の歌 第9番 9月 狩りの歌 第10番 10月 秋の歌 第11番 11月 トロイカ 第12番 12月 クリスマス
ものさびしい季節の情感をシンコペーションを使って 歌い上げているニ短調の「秋の歌」は、 A・トルストイ伯爵の詩に曲がつけられた。

私たちの庭から 秋が金色の木の葉の飾りを奪った そして木の葉はゆっくりと林の中を 風にはためいていく・・・

(ピアノ)アレクサンドル・セバスチャン ♪ 私が聴いた音源 ♪
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