 【 歌劇「コンキータ」 】 サンドナーイ,リッカルド 〔伊〕 (1883.05.30〜1944.06.05) 61歳
 イタリア・オペラの作曲家として活躍した サンドナーイは、140年前の5月30日に トレント近郊のサッコで生まれ、 ペーザロで61年の生涯を閉じた。
15歳からペーザロのロッシーニ音楽学校で マスカーニに学び、後に母校の校長となった。
オペラ「コンキータ」は28歳のときの作品で、 スペインに題材をとっている。 作曲した1911年10月14日にミラノで初演され、 名声を得、作曲家としての地位を確立し、 プッチーニの後継者として認められた。
「コンキータ」のタイトル・ロールを創唱した タルクィーニと結婚している。
プッチーニの「トゥーランドット」は、完成間際で 作曲が困難になったとき、サンドナーイに 完成させることをプッチーニも認めたが、 プッチーニの息子に却下され、補筆したのは、 フランコ・アルファーノだった。
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