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...... 2023年02月09日 の日記 ......
■ 《 社交界の小協奏曲 》   [ NO. 2023020901-1 ] co

【 ギター協奏曲 第2番 ホ短調 Op. 140 】

カルッリ,フェルリナンド 〔伊〕
(1770.02.09〜1841.02.17) 71歳



イタリアのギタリスト、作曲家のカルッリは、
ベートーベン(1770.12.16〜1827.03.26)が
生まれた年の2月9日に、ナポリ法廷委員をつとめた
有名な文士の子として生まれた。

最初、教会音楽の歌唱法を学んだが、
次ぎにチェロを学び、その後ギターを独習した。

独奏曲、重奏曲、協奏曲などギターの作品を
多く書いているが、歌曲もあり、300余りの
作品を残している。

カルッリの書いたギター教本は、初心者が
基本技巧や基礎的な音楽感を身に付けるために、
教育的価値が高く、純然たる古典主義の中に
簡潔で温和で親しみ易い曲が多く
「やさしい」こともあり、現代でも親しまれている。

3楽章からなる「ギター協奏曲 第2番」は、
「社交界の小協奏曲」という副題をもっていて
チャーミングな作品である。

          第1楽章 Allegro
          第2楽章 Largo
          第3楽章 Allegro
        


(ギター) パル・パウリコヴィチ  
(管弦楽) ブタペスト・ストリングス
       ♪ 私が聴いた音源 ♪




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