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...... 2023年02月08日 の日記 ......
■ 《 幻想的 》   [ NO. 2023020801-1 ] co

【 ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op. 47 】
            
シベリウス,ジャン 〔フィンランド〕
(1865.12.08〜1957.09.20) 91歳 脳出血
               

                
シベリウスが最初にならった楽器はピアノだったが、
14歳になった時にヴァイオリンを買ってもらい、
それ以来、ヴァイオリンのとりこになってしまった。

彼はヴァイオリニストを目指していたのだが、
演奏会でひどくあがって失敗をしたため、
演奏家の道を断念し作曲に転向した。

ベートーベン以来の最大の交響曲作家といわれ、
数多くの交響曲や交響詩を作曲したが、
協奏曲は「ニ短調作品47」1曲しか残さなかった。

この曲を作曲した38歳の頃は、憂鬱症に
悩まされていて深い心の憂愁や、鬱積した
幻想の吐け口を求めていたシベリウスの
気持を感じさせる幻想的な曲だ。

初演は、1904年2月8日ヘルシンキにおいて、
作曲者自身の指揮で行なわれた。

        第1楽章 Allegro moderato 
        第2楽章 Adagio di molto 
        第3楽章 Allegro ma non tanto



(ヴァイオリン)シュロモ・ミンツ         
(管弦楽)   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)    ジェームズ・レヴァイン      
              ♪ 私が聴いた音源 ♪




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