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...... 2023年01月24日 の日記 ......
■ 《 音楽新報 》   [ NO. 2023012401-1 ] s

【 クライスレリアーナ Op.16 】
     
シューマン,ローベルト・アレクサンダー 〔独〕
(1810.06.08〜1856.07.29) 46歳
       
ホフマン,エルンスト・テーオドル・アマデウス 〔独〕
(1776.01.24〜1822.06.25) 46歳
      

      
ドイツの浪漫派作家、作曲家のホフマンは、
247年前の1月24日ケーニヒスベルクで生まれた。
彼の第3洗礼名はヴィルヘルムだったが、
モーツァルトを愛するあまり、自らアマデウスに変えた。

法律を学び、陪席判事をしていたが、その間
音楽も学んでいた。
後にベンベルクの劇場の音楽監督を振出しに、
オペラの指揮者としても活躍した。

数多くのオペラ、バレエ音楽、宗教音楽、交響曲、
ピアノ曲などを残しているが、あまり知られていない。

幻想的な物語の作者として、ドイツ文学のロマン派に
強い影響を与えたが、作曲家としては技術の
点からみて、ようやく合格点に達する程度だった。

生粋のロマン主義者、役人で音楽家で
小説家で画家でもあったが、音楽評論家として
筆名「ヨハネス・クライスラー楽長」を用い
「音楽新報」に寄稿していた。

一方シューマンは、父が自らも著述をした
書籍商だったこともあり、文学に対して
深く興味を持っていた。

ピアノの道に進むべくピアノのレッスンを
受けていたシューマンだったが、右手の薬指を痛め
ピアニストになることを断念し、24歳のときに
音楽批評の仕事を始め、音楽雑誌[音楽新報]を
創刊した。

自由な新しい音楽を強力に指示し、音楽論文や
音楽批評を書き、ショパンやメンデルスゾーンや
ブラームス、ベルリオーズなどを世に紹介した。

その時、[音楽新報]に論文を寄稿してきたのが
ホフマンで、シューマンが28歳のときに作曲した
ピアノ組曲「クライスレリアーナ」は、彼が大いに
共感を覚えていたホフマンの筆名からとっている。

第1曲から終曲までの8曲からなるピアノ組曲で、
ショパンに献呈された。


     
(ピアノ)ディナ・ウゴルスカヤ
     ♪ 私が聴いた音源 ♪




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