【 フルート・ソナタ 第2番 イ短調 】 バッハ,ヴィルヘルム・フリーデマン 〔独〕 (1710.11.22〜1784.07.01) 73歳
フリーデマンは大バッハの長男として 312年前の11月22日に最初の妻マリア・ バルバラとの間にヴァイマールで生まれた。
父に音楽的才能を認められ、英才教育を受けた。 彼の教育のために、父は「W.F.バッハのための クラヴィーア小曲集」や「初心者のための前奏曲集」 などを作曲し、オルガン、クラヴィーア、作曲を教えた。
その後も急速な進歩を遂げたが、19歳のときに ライプチヒ大学に入学し、3年間は法律を学んだ。
卒業後は、ドレスデンの聖ソフィア教会の、その後は ハレの貴婦人教会のオルガニストをつとめたため、 「ドレスデンのバッハ」「ハレのバッハ」と呼ばれた。
多くの作品を作曲したが、怠惰・粗暴など, 気ままな性格のため、亡くなるまでの20年間は 定職もなく、貧困のうちにベルリンで 73年の生涯を閉じた。
3楽章からなる「フルート・ソナタ第2番」は フルートとチェンバロで演奏される。
第1楽章 Allegro ma non tanto 第2楽章 Siciliano 第3楽章 Vivace
(フルート) バルトルド・クイケン (チェンバロ) エーヴァルト・デメイエル ♪ 私が聴いた音源 ♪
|
|