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...... 2022年11月01日 の日記 ......
■ 《 管弦楽組曲 》   [ NO. 2022110101-1 ] or

【 組曲 第4番「絵のような風景」】
    
マスネー,ジュール=エミル=フレデリク 〔仏〕
(1842.05.12〜1912.08.13) 70歳
         

          
フランス・ロマンチック・オペラの巨人と呼ばれた
マスネーは、ピアノを教えていた母から音楽的な
才能を受け、父から正確で几帳面な性質を受けた。

9歳という異例の年齢でパリ音楽院に入学し、
21歳のときにローマ大賞を獲得した。
36歳でパリ音楽院の教授となり、多くのすぐれた
作曲家を育てた。

マスネーの一生は、幸福で安定していたせいもあり、
彼の作る音楽はどれも美しく、聴く人の心を
魅了するものばかりだった。
オペラ、楽劇、舞踊劇、宗教音楽、管弦楽曲、
付随音楽、ピアノ曲、歌曲など
おびただしい数の作品がある。

マスネーは、7つの管弦楽組曲を書いた。
32歳のころの作品の「絵のような風景」は第4番で、
4曲からなっている。

画家のクールベに触発されたて書いたtいわれる
第3曲は、ホルンが奏でる鐘の音が田園風の
雰囲気を盛り上げている。

     第1曲 Allegro moderato - 行進曲
     第2曲 Allegretto scherzando - 舞踊曲
     第3曲 Andante sostenuto - アンジェラス(晩鐘)
     第4曲 Allegro moderato - ジプシーの祭り

南フランスの美しい農村風景の印象を音画として
描いていて、通俗的な美しさに富んでいるので
吹奏楽などにも編曲されてよく演奏される。

1873年11月にパリでエドゥアール・コロンヌの指揮
コンセール・コロンヌにより初演された。



(管弦楽)モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団 
(指揮) ジョン・エリオット・ガーディナー
          ♪ 私が聴いた音源 ♪




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