【 クラヴィーア小曲集 】 バッハ,ヨハン・セバステアィン 〔独〕 (1685.03.21〜1750.07.28) 65歳 バッハ,アンナ・マグダレーナ 〔独〕 (1701.09.22〜1760.02.22) 58歳
バッハは1717年にケーテンポの宮廷楽長になり、 恵まれた環境の中で数多くの作品を書いた。
1720年夏、旅行中に妻(マリア・バルバラ)が 急死し、翌年の12月に宮廷歌手の アンナ・マグダレーナと再婚した。
マグダレーナは宮廷トランペット奏者の父と オルガニストの娘だった母との間に、 321年前の9月22日にツァイツで生まれた。
ソプラノ歌手として優れていたが、 ハープシコードも演奏できた。
バッハとの間に13人の子どもが生まれたが、 7人は早世している。 内助の功もあつく、バッハの多くの譜稿を 整理して後生に伝えた。
「アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集」は 第1巻の1722年版と第2巻の1725年版がある。 1725年版にはバッハ自身による作品の他に クープランなど様々な作曲家の曲が バッハによって編集されている。
バッハの時代には、ピアノはまだ普及してなくて、 クラヴィーア(オルガン以外の鍵盤楽器の総称) 作品は、概ねチェンバロやクラヴィコードのために 書かれたものとされている。
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