【 アルメニアン・ダンス 】 リード,アルフレッド 〔米〕 (1921.01.25〜2005.09.17) 84歳
吹奏楽において、二十世紀を代表するリードは ニューヨークのマンハッタンで生まれた。 10歳からトランペットを、15歳から作曲を学び、 18歳から作曲家、指揮者として活発な活動をしたが 25歳でジュリアード音楽院に入学し、 再度作曲を学んだ。
45歳からはマイアミ大学音楽学校の教授に就任し、 72歳で退官するまで27年間にわたり、音楽教育に 尽くし、数々の作品を発表した。
1981年に初来日したリードは、親日家として 知られていて、以来度々来日し、レコーディングや プロの楽団、市民バンド、中学・高校バンドと協演し、 彼らのために多くの作品を書いている。
晩年は洗足学園大学客員教授、ジャパン スーパーバンドの音楽監督として活躍したリードは、 日本の吹奏楽にとって、最大の理解者であり 協力者だった。
世界的なスタンダードの作曲者としても、 吹奏楽の第一人者で、年間の半分近くを 日本で活動していた。
17年前の9月17日にフロリダ州のコーラル ゲーブルスの病院で、84年の生涯を閉じた。
「アルメニアン・ダンス」は、アルメニア地方の 民謡や舞曲を素材として書かれたもので、 4楽章の組曲からなり、5曲のメドレーの 第1楽章をパート1として、1973年に作曲した。
3つの組曲の第2楽章〜第4楽章は、 1976年にパート2として作曲した。
第1楽章 1曲目 あんずの木 2曲目 やまうずらの歌 3曲目 ホイ、私のナザン 4曲目 アラギアズ 5曲目 ゆけ、ゆけ
第2楽章 農民の訴え 第3楽章 結婚の踊り 第4楽章 ロリの歌
(管弦楽)シエナ・ウィンド・オーケストラ (指揮) 佐渡 裕 ♪ 私が聴いた音源 ♪
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