【 ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K. 216 】 モーツァルト,ヴォルフガング・アマデウス〔墺〕 (1756.01.27〜1791.12.05) 35歳
モーツァルトは、50曲をこえる協奏曲を作曲した。 ほとんどあらゆる楽器(ピアノ・ヴァイオリン・ フルート・クラリネット・ホルン・ファゴット・ フルートとハープ)の作品を書いている。
幼少のころから、ヴァイオリンを巧みに弾いていた モーツァルトだが、「ヴァイオリン協奏曲の年」と いわれる1775年は19歳のときで、この一年間に 第1番から第5番までのヴァイオリン協奏曲5曲を、 故郷のザルツブルグで集中的に作曲したことから、 「ザルツブルグ協奏曲」ともいわれている。
5曲のヴァイオリン協奏曲は、音楽的に重要な 国々であるイタリア、フランス、ドイツ、オーストリア などの多様な様式的な特徴をそれぞれの曲が もっていて、第3番はフランス的な色彩が強い。
第2番から約3カ月後の9月12日に完成した 作品で、規模の大きさ、技法の確かさ、表現の幅、 芸術的価値などさまざまな点から、短い期間のうちに、 飛躍的な発展が成し遂げられている。
第1楽章 Allegro 第2楽章 Adagio 第3楽章 Rondeau : Allegro
(ヴァイオリン)藤川真弓 (管弦楽) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 (指揮) ワルター・ウェラー ♪ 私が聴いた音源 ♪
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