【 ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op. 82 】 グラズノフ,アレクサンドル・ コンスタンティノヴィチ〔露〕 (1865.08.10〜1936.03.21) 70歳
ロシアの作曲家のグラズノフは、157年前の 8月10日にペテルブルクで、有名な 出版社の子として生まれた。
9歳からピアノと音楽理論を学び始め、 13歳までに作曲法を身につけていた。 14歳のときにバラキレフを知り、彼から早熟と 才能を高く評価されて、〈小グリンカ 〉と呼ばれた。 その後に学んだのがリムスキー・コルサコフだった。
十九世紀末から二十世紀初頭にかけての ロシア・バレエの桧舞台として華々しい活動の中心と なったのは、ペテルブルグのマリンスキー劇場だった。
1928年63歳のころからは、フランスに住み 70歳で世を去るまでパリで活躍した。
全般的に華麗な表現技巧が際立っている 「ヴァイオリン協奏曲 イ短調」は1904年に作曲した。 3楽章で構成されているが、単一楽章のように まとめられている。 第2楽章のカデンツァはグラズノフ自身の作曲。
初演は、1905年2月15日にサンクトペテルブルクでの ロシア音楽協会において、レオポルド・アウアーの ヴァイオリン独奏により初演され、彼に献呈された。
第1楽章 Moderato 第2楽章 Cademza: Andante sostenuto 第3楽章 Allegro
(ヴァイオリン)ダヴィッド・オイストラフ (管弦楽) ソビエト国立交響楽団 (指揮) キリル・コンドラシン ♪ 私が聴いた音源 ♪
【 ピアノ協奏曲 第1番 ヘ短調 Op. 92 】 2022.08.11 に掲載
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