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...... 2022年08月05日 の日記 ......
■ 《 ダ・カーポ・アリア 》   [ NO. 2022080501-1 ] v

【 歌曲「苦しめ給うなかれ」】
         
チェスティ,マルカントニオ 〔伊〕
(1623.08.05〜1669.10.14) 46歳
          

            
フランシスコ会修道士のチェスティは、
399年前の8月5日にアレッツォで生まれた。
ローマで作曲を学んだ後、23歳で
フィレンツェのメディチ家の楽長となった。

その後、ヴェネツィア、ローマ、ウィーンなどで
歌劇作曲家として活躍したが、フィレンツェで
46年の生涯を閉じた。

彼は、ヴェネツィア楽派の代表的なオペラ作曲家で、
その抒情的なアリアは、当時絶大な人気を博した。
A-B-Aの三部形式をとる「ダ・カーポ・アリア」の
形式を一般化し、それ以後の歌劇のアリアの
定式となるのに功績があった。
100曲以上のオペラを残したが
「黄金の林檎」は、最も有名である。

純粋な叙情の世界が美しくひろがる
歌曲「苦しめ給うなかれ」は、独立に作曲されたが、
「ダ・カーポ・アリア」の典型的なものである。




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