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...... 2022年07月18日 の日記 ......
■ 《 偉大なるピアノ三重奏曲 》   [ NO. 2022071801-1 ] ch

【 ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op. 49 】
      
メンデルスゾーン,ヤーコブ・ルードヴィヒ・
              フェリックス 〔独〕
(1809.02.03〜1847.11.04) 38歳
        

             
シューマンが「ベートーベン以来の最も偉大なる
ピアノ3重奏曲」と賞賛している、メンデルスゾーンの
「第1番 ニ短調」は、ハイドンに始まってモーツァルト、
ベートーベン、シューベルト、ブラームス、
チャイコフスキー、ドヴォルザーク、ラベルなど
古今の「ピアノ三重奏曲」の中で人気のあるものの
一つとなっていて、親しみやすい旋律をもっている。

この曲は、1839年7月18日にフランクフルトで
書き上げられたが、このころののメンデルスゾーンは、
最も幸福な時期だった。

彼が27歳の1836年の夏に、フランス系の
牧師の娘のセシルと知り合った。
セシルは17歳だったが、明敏な理性と容貌の
美しさに惹かれ 9月には婚約をし、翌年の春に
フランクフルトで結婚式を挙げた。

「ピアノ三重奏曲ニ短調」は、華やかで生き生きと
していて、気品もあり、流麗で親しみやすい
旋律をもち、気持よく演奏できるようになっている。

ピアノが少々威張り過ぎるという非難もあったりは
するようだが、感傷味をもつチェロの第1主題で
始まる第1楽章は情熱的に結ばれる。
第2楽章では、ピアノで無言歌風に呈示され、
メンデルスゾーン特有の甘い歌うような
旋律が全体に流れる。
急速軽快な主題で始まる第3楽章。
第4楽章では、駆り立てるように曲は結ばれる。

      第1楽章 Molto Allegro agitato
      第2楽章 Andante con moto tranquillo
      第3楽章 Scherzo : Leggiero e vivace  
      第4楽章 Finale : Allegro assai appassionto



(演奏)レンブラント三重奏曲
     ♪ 私が聴いた音源 ♪




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