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...... 2022年06月19日 の日記 ......
■ 《 オペラ作曲家 》   [ NO. 2022061901-1 ] o

【 オペラ「ラ・ワリー」 】
       
カタラーニ,アルフレード 〔伊〕
(1854.06.19〜1893.08.07) 39歳
        

            
オペラ作曲家のカタラーニは、168年前の
6月19日にルッカの名門音楽家の家系に生まれ、
1893年に旅先で急死し、ミラノに埋葬された。

ワーグナーに傾倒した最初のイタリア人オペラ作曲家だが、
ヴェルディ(1813〜1901)とプッチーニ(1858〜1924)の
名声の陰に隠れていた。

39年の短い生涯に「ローレライ」「ラ・ワリー」などの
オペラの作品や、交響詩を残している。

「ラ・ワリー」は、世を去る前年の1892年に
ミラノ・スカラ座で大指揮者トスカニーニによって
初演され、大成功をおさめた名作である。

スイス・チロル地方の地主の娘ワリーが愛する
隣村の猟師ハーゲンバッハを嫌う父から
執事のゲルナーとの結婚を命じられる。
ゲルナーはワリーを愛し、「殺して・・・」と呟いた
ワリーの言葉を真に受けて、ハーゲンバッハを
谷底に突き落とし、ワリーも後を追って谷底に身を投げる。

第1幕でワリーが歌う「さようなら、ふるさとの家よ」は、
この歌劇中で最も美しいアリアである。




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