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...... 2022年06月17日 の日記 ......
■ 《 近代フランス音楽の先駆者 》   [ NO. 2022061701-1 ] sy

【 交響曲 第2番 変ホ長調 】
       
グノー,シャルル 〔仏〕
(1818.06.17〜1893.10.18) 75歳
        

          
グノーは204年前の6月17日にパリで生まれた。
彼の祖先はルイ十六世に仕えた名門の出身で、
有名な画家の父と、ピアニストの母との間に誕生し、
芸術的環境に育った。

幼少から母に音楽を教わり、パリ音楽院に入学して
3年後にローマ大賞を獲得してローマに留学した。
その帰途ドイツ、オーストリアをたずね、シューマンの
作品を知り心をひかれたが、またメンデルスゾーンの
演奏するバッハのオルガン曲にも魅入らされた。

その後神学の研究に没頭し、ミサ曲や
レクイエムなどの宗教音楽を作曲した。
32歳のときに最初の歌劇「サフォー」を書き、
オペラ作曲家としての第一歩を踏み出した。

それから9年後に完成したのが、
名作「ファウスト」で、 フランス・オペラの
作曲家として数々の作品を残した。

古典的形式の交響曲は1854年に第1番を、
翌年に第2番を作曲している。
どちらもフランス音楽特有の軽快さと
オペラ作曲家ならではの旋律の美しさをもっているが、
ハイドンやメンデルスゾーンを思わせる。

       第1楽章 Adagio-Allegro agitato 
       第2楽章 Larghetto (non troppo)
       第3楽章 Scherzo: Allegro molto
       第4楽章 Finale: Allegro,leggiero assai



(管弦楽)トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
(指揮) ミシェル・プラッソン        
           ♪ 私が聴いた音源 ♪





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