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...... 2022年06月15日 の日記 ......
■ 《 民族的舞曲 》   [ NO. 2022061501-1 ] ch

【 ノルウェー舞曲 Op. 35 】
      
グリーグ,エドヴァルト・ハーゲループ 〔ノルウェー〕
(1843.06.15〜1907.09.04) 64歳
        

        
スコットランド系の血をひき、十八世紀半ばに
ノルウェーに移り住んだといわれる家柄のグリーグは
179年前の6月15日にベルゲンで生まれた。

ピアニストの母親から手ほどきを受け、
15歳でドイツのライプツィヒ音楽院に留学した。
ドイツ様式の作曲法や理論をみっちり学び、
19歳で卒業し、祖国ノルウェーの生地でピアニスト、
作曲家としてデビューした。

しかし、その後はノルウェー人の感情や語法を
独自の音楽に作り上げ、雄々しくおおらかな
迫力の中に、細やかな叙情性をたたえた、
ノルウェーならではの音楽を目指した。

ノルウェーを代表するロマン的国民音楽の
作曲家であり、ピアノ奏者だったグリーグは
「北欧のショパン」とも言われていた。
そして、コペンハーゲンで学んでいたときは
「デンマークのメンデルスゾーン」とも・・・

グリーグの作品は民族性の濃厚な舞曲が多いが、
「ノルウェー舞曲」は、37歳のころ作曲している。
第1曲から第4曲でできていて、優雅で静かな
牧歌で始まる第2曲は、美しい主題と対比の美しさで、
全曲中の圧巻といわれている。

管弦楽曲の他に、管楽合奏用、ピアノ独奏曲と
ピアノ2台用にも編曲されて演奏されている。

        第1楽章 Allegro marcato
        第2楽章 Allegretto traquillo e grazioso
        第3楽章 Allegro moderato alla marcia 
        第4楽章 Allegro molto



〔室内楽編〕

(演奏) アフラートゥス・クインテット
        ♪ 私が聴いた音源 ♪





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