【 英雄的行進曲 Op. 34 】
サン＝サーンス,シャルル・カミユ 〔仏〕
（1835.10.09〜1921.12.16）86歳 心臓病
サン＝サーンスは、作曲家、ピアニスト、
オルガニストとして活躍したが、子どものころから
様々な分野に興味をもち、才能を発揮した。
それらは、詩、天文学、数学、絵画などだった。
１８７１年には、フランス音楽普及のためにフランク、
フォーレらと共にフランス国民音楽協会を設立した。
その年の作品「英雄行進曲」は、
戦死した友人で画家のアンリ・ルニョーの
思い出のために作曲した。
最初は２台のピアノのために書かれ、
後に管弦楽曲に編曲された。
ピアノ版の初演は１８７１年春に行われた。
作風は全体に力強く明るく、中間部は美しい
アンダンティーノが、深い悲しみを
美しく表現している。
最後は、行進曲風の歯切れのよいリズムで
力強く曲を閉じる。
（管弦楽）フィルハーモニア管弦楽団
（指揮） シャルル・デュトワ
♪ 私が聴いた音源 ♪
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