【 序曲「ルイ・ブラス」】
メンデルスゾーン,ヤーコブ・ルードヴィヒ・ フェリックス 〔独〕 (1809.02.03〜1847.11.04) 38歳
「ルイ・ブラス」 は、フランスの文豪の ヴィクトル・ユーゴー(1802〜1885)が書いた 5幕の戯曲につけて上演される目的で作曲したもので、 標題的なものではなく、壮麗な演奏会用序曲である。
1839年の2月に慈善興行で上演するために 依頼され、3日間で書き上げたといわれている。 翌月の3月11日にライプチッヒの国立劇場で メンデルスゾーンの指揮により初演された。
スペイン中世の宮廷の召使男が、女王に愛されて 高官にのぼり、彼女の名誉を傷つけまいとして 自らを犠牲にするお話。
3つの主題を持つが、荘厳で劇的な序奏の後 活動的な第1主題〜感傷的な第2主題〜 明快な第3主題〜華やかな終結部と進む。
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (指揮) カール・シューリヒト ♪ 私が聴いた音源 ♪
|
|