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...... 2022年02月03日 の日記 ......
■ 《 アガーテ六重奏曲 》   [ NO. 2022020301-1 ] ch

【 弦楽六重奏曲 第2番 ト長調 Op. 36 】
    
ブラームス,ヨハネス 〔独〕
(1833.05.07〜1897.04.03) 63歳 肝臓癌
    

   
ブラームスは、弦楽六重奏曲を2つ残している。
彼の生涯で最も幸福で最も実りの多い時期に作られた
「弦楽六重奏曲 第1番 」は27歳の作品で、
室内楽の名曲として知られている。

その5年後に完成した「弦楽六重奏曲 第2番 」は、
翌年の4月に出版され、公開の初演はその翌年の
1867年2月3日にウィーンで行なわれた。

この曲は「アガーテ六重奏曲」といわれることがある。
アガーテは、婚約までした女性だったが、自由を
縛られるということで、結婚はしなかった。

第1楽章の結尾部で、第1ヴァイオリンと
第2ヴァイオリンがA-G-A-D-H-E(DはTの音名化)
の音を使っている。
アガーテの名前(Agahte)を音型化したものとも
いわれているが、ブラームス自身が何も語ってない
ことから、はっきりしたことは分らない。

繊細で芸術的で個性的、穏やかで
ロマン的な作品となっている。

       第1楽章 Allegro non troppo
       第2楽章 Scherzo, Allegro non troppo-
            Trio, Presto giocoso
       第3楽章 Poco adagio
       第4楽章 Poco allegro

ブラームス自身によって、ピアノ4手用にも
編曲している。



(演奏)シュトゥットガルト・ソロイスツ
        ♪ 私が聴いた音源 ♪





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