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...... 2022年01月24日 の日記 ......
■ 《 骸骨の踊り 》   [ NO. 2022012401-1 ] or

【 交響詩「死の舞踏」Op. 40 】
          
サン=サーンス,シャルル・カミユ 〔仏〕
(1835.10.09〜1921.12.16) 86歳 心臓病
           

             
サン=サーンスはリストの影響を受けて、
交響詩を4曲書いたが、3曲はギリシャ神話に
基づいている。

    交響詩「オンファールの糸車」作品31(1871年)
    交響詩「ファエトン」作品39(1873年)
    交響詩「死の舞踏」作品40(1874年)
    交響詩「ヘラクレスの青年時代」作品50(1871年)

「死の舞踏」は、フランスの詩人アンリ・カザリスの
詩「死の舞踏」に暗示されたもので、墓場で踊る骸骨の
無気味な光景をリアリスティックに描写している。

真夜中の時計の音とともに骸骨が現れ、
暁の鶏の声で墓に逃げ帰るという構成になっている。

死神が墓場に現れる
死神がヴァイオリンを弾く
骸骨がガチャガチャと踊る
朝を告げる雄鶏の鳴き声
そして激しく踊っていた骸骨たちは墓場へ帰り、
曲は静かに終わる。

骸骨の骨のぶつかる音を表現するシロフォンの旋律は
彼の作品の「動物の謝肉祭」の第12曲「化石」で
使われている。

「死の舞踏」は、1872年に歌曲として作曲され、
1874年に管弦楽用にまとめられた。
1875年1月24日にパリのシャトレ座で、
コロンヌの指揮、コロンヌ管弦楽団により
初演された。



         (管弦楽) NBC交響楽団
         (指揮) アントゥーロ・トスカニーニ
               ♪ 私が聴いた音源 ♪




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