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...... 2021年12月19日 の日記 ......
■ 《 メルヘン・オペラ 》   [ NO. 2021121901-1 ] o

【 オペラ「影のない女」Op. 65 】
   
リヒャルト・シュトラウス,ゲオルク 〔独〕
(1864.06.11〜1949.09.08) 85歳 心臓病
      
フリッツ・ライナー 〔洪〕
(1888.12.19〜1963.11.15) 75歳 心臓病
        

        
指揮者として活躍したライナーは、133前の
12月19日にブタペストで生まれた。
リスト音楽院で学び、1909年にビゼーの
「カルメン」で指揮者デビューした。
1914年にドレスデン国立歌劇場指揮者となり、
リヒャルト・シュトラウスと親交をもった。

1922年に渡米して、主要な楽団の指揮者として
活躍したが、1953年にシカゴ交響楽団の
音楽監督となり、亡くなるまでの10年間、
同楽団の黄金時代を築いた。

その間、R・シュトラウスの主要な管弦楽曲を
ほとんど録音している。
出身地のハンガリーのバルトークの作品の
評価は高い。

ライナーは歌劇場指揮者としても活躍したが、
ドレスデン国立歌劇場で、リヒャルト・シュトラウスに
認められて「サロメ」、「エレクトラ」、
「影のない女」などを上演した。

R・シュトラウスは、交響詩風の音楽で名をひろめた後、
ワーグナーの影響を受けて、音楽劇の作品を
手掛けるようになった。

全3幕からなる オペラ「影のない女」は、
フーゴ・フォン・ホーフマンスタールの台本で、
1914年から1917年にかけて作曲した。

霊界の王(カイコバート)の娘は皇帝と結婚し、
皇后となったが、彼女には影がなくて、
子供ができなかった。

影をもたない呪いで皇帝が石になるのを嘆き、
皇后は貧しい染物屋の女房から影をもらい受けようと
したが、他人を犠牲にすることはできなかった。
その精神の尊さに奇跡が起こり、皇帝は石から蘇り
皇后も人間になるというあらすじ。




         

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