[PREV] [NEXT]
...... 2021年11月22日 の日記 ......
■ 《 セレナード協奏曲 》   [ NO. 2021112201-1 ] co

【 コンチェルト・セレナータ 】

ロドリーゴ,ホアキン 〔スペイン〕
(1901.11.22〜1999.07.06) 97歳



ギターの巨匠のタルレガが亡くなった年、
ロドリーゴは7歳になっていた。

二十世紀スペインを代表する作曲家のロドリーゴは、
120年前の11月22日にバレンシア地方の
サグントで生まれた。
3歳のときに悪性ジフテリアに罹り失明したが、
音楽家の道を目指し、スペインの音楽学校で
ピアノと作曲を学んだ。

25歳のときにパリに留学し、34歳からは
ドイツでも暮らしたこともあり、彼の作品は
スペイン的カラーを色濃くもちながら、
インターナショナルな面も感じさせる。

彼は、さまざまな分野で数多くの作品を残したが、
中でもギターの作品はとくに愛され親しまれている。
ギターとオーケストラとの協奏曲という分野を
確立した功績は、音楽史の上で高い評価を得ている。

ロドリーゴよりも9歳年上のセゴビアの出現で、
ギター音楽の隆盛が築かれた。
「コンチェルト・セレナータ」は、
ハープと管弦楽のための現代的な響きの
合間から古い時代の音楽の響きや、
スペインの民族的なリズムが聴こえてくる。

     第1楽章 Estudiantina: Allego ma non troppo
     第2楽章 Intermezzo con aria: Adagio
     第3楽章 Sarao: Allegro deciso



(ハープ)ニカノル・サバレータ      
(管弦楽)ベルリン放送交響楽団      
(指揮) エルンスト・メルツェンドルファー
       ♪ 私が聴いた音源 ♪





...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: