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...... 2021年11月09日 の日記 ......
■ 《 マンハイム楽派第2期 》   [ NO. 2021110901-1 ] sy

【 協奏交響曲 ニ長調 】
           
シュターミッツ,カール 〔独〕
(1745.05.07〜1801.11.09) 56歳
        

            
ドイツのチェコ系作曲家のカール・シュターミッツは、
マンハイムで生まれ、父ヨハンから音楽教育を受けた。

マンハイム楽派の創設者の父はヴァイオリニスト、
祖父はオルガニストだった。

父が育てあげたヨーロッパ有数のオーケストラ
マンハイム宮廷管弦楽団のヴァイオリン奏者をつとめ、
その後、パリ、ロンドン、サンクトペテルブルクなど、
ヨーロッパ各地を演奏旅行している。

1794年からは、ライプチヒの南の歴史ある
大学の町として有名なイエーナのオーケストラの
首席奏者となり、死ぬまでその地位にあった。
220年前の11月9日に同地で56年の生涯を閉じた。

1782年に書かれた「協奏交響曲」は、オーボエと
ファゴットのために書かれたものだが、 後に
ヴァイオリンとビオラ用に編曲されている。

協奏交響曲は、複数の独奏楽器を持つ、交響曲と
協奏曲の中間的な曲で、1770年代から80年代を
ピークとしてフランスを中心に、盛んに演奏された。

シュターミッツは、わかっているだけでも
38曲の協奏交響曲を作曲しているが、
多くの室内楽曲も遺している。

        第1楽章 Allegro moderato
        第2楽章 Romance
        第3楽章 Rondeau



(ヴァイオリン)オールドリッヒ・ヴォルチェク
(ヴィオラ) ヨセフ・スーク        
(管弦楽)  ヴィルトージ・ディ・プラガ  
(指揮)   ルドルフ・クレツメル     
           ♪ 私が聴いた音源 ♪




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