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...... 2021年10月22日 の日記 ......
■ 《 名ヴァイオリニスト 》   [ NO. 2021102201-1 ] sy

【 交響曲 第9番 ロ短調 「四季」Op. 143 】
      
シュポーア,ルイ(ルードヴィヒ)〔独〕
(1784.04.05〜1859.10.22) 75歳
       

             
十九世紀前半のドイツ・ロマン派の代表的な
作曲家のシュポーアは、音楽的才能のある両親の
子どもとしてブラウンシュヴァイクで生れ、
幼児のころから母親と二重唱をし、5歳のときから
ヴァイオリンを習い始めた。

大公の援助で音楽を学び、優れた
ヴァイオリニストであったが、指揮者としても活躍した。
ベートーベンとは親しい間柄だったが、1822年から
亡くなった年まで、ウェーバーの口利きでカッセルの
宮廷楽長としてつとめた。
162年前の10月22日に同地で75年の生涯を閉じた。

シュポーアは22歳のときに、ハープの名手のドレッテ・
シャイドラーと結婚し、二人で演奏旅行をしたため、
ハープ独奏曲とハープとバイオリンのための曲を
多く書いたが、彼は多作家で全てのジャンルの作品を
作曲している。

ヴァイオリンの「顎あて」の発明や、最初に指揮棒を
使い始めたのはシュポーアだった。

交響曲は10曲作曲したが「第10番」未完に終わり
オイゲン・ミノールにより補完された。
「第9番」は、60代半ばの作品で、標題音楽的な
様式で書いている。

「四季」と名付けられていて、冬→春→夏→秋の
4つの楽章からなる。

     第1楽章 Der Winter: Allegro maestoso
     第2楽章 Fruiting: moderato
     第3楽章 Der Sommer: Largo
     第4楽章 Herbst: Listesso tempo



(管弦楽)バイエルン放送交響楽団     
(指揮) カールアントン・リッケンバッハー
       ♪ 私が聴いた音源 ♪





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