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...... 2021年10月13日 の日記 ......
■ 《 初演 》   [ NO. 2021101301-1 ] or

【 交響詩「マクベス」Op. 23 】

リヒャルト・シュトラウス,ゲオルク〔独〕
(1864.06.11〜1949.09.08) 85歳 心臓病



リヒャルト・シュトラウスが1889年に完成した
「マクベス」は、一楽章形式の交響詩の実質的に
最初のもので、眩惑的で色彩的な
管弦楽法で作曲している。
「シェイクスピアの劇による大管弦楽のための交響詩」
とシュトラウスは書いている。

準拠した原作の筋は以下だが、この筋に忠実に
従って作曲したわけではない。

初演は、翌年の10月13日にワイマールで
作曲者自身の指揮により行なわれた。
そのとき、彼はワイマールの宮廷劇場の
第一楽長をつとめていた。



スコットランド王の従弟である勇将マクベスは
ある時、妖女に妙な予言をされた。

後に、マクベスがスコットランド王の地位につき、
友人の将軍バンコウの子孫がその後を継いでゆくと・・・

マクベスは、この予言に魅せられて野心を起こし、
マクベス夫人は、夫の出世と自身の栄達のために、
夫を激励した。

ある夜、マクベスは王を殺し、宿直仕官に
罪を押し付け、その仕官も殺して、王位についた。
しかし、神経衰弱気味になったマクベスは、
友人のバンコウも殺してしまった。

二人の王子たちは、隣国に脱出し、機を見て
隣国の将軍と、マクベスに妻子を殺された
貴族のマクダフと共にマクベスを攻撃してきた。

マクベス夫人は、日夜悩まされた幻影から狂乱、
自殺し、マクベスもマクダフに殺されてしまった。



(管弦楽)デトロイト交響楽団
(指揮) アンタル・ドラティ
     ♪ 私が聴いた音源 ♪





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