 【 カレリア組曲 Op. 11 】
シベリウス,ジャン 〔フィンランド〕 (1865.12.08〜1957.09.20) 91歳 脳出血

シベリウスの作品は、北欧的でメランコリックな 表情を示す作品が多いが、「カレリア組曲」は 対照的な作品である。
カレリアは、フィンランドの一地方の名前だが、 素朴で明るいこの地方の自然や人情を、簡潔な 音楽として描いている。
「カレリア組曲」を作曲した前年に、ウィーン留学から 帰国し、アイノ・ヤルネフェルトと結婚した。 交響詩「伝説」作品9を書いたのもその年である。
首府ヴィボリで催されたある野外劇のための 付随音楽として 1883年の秋に作曲された。 「カレリア序曲 作品10」は同じ動機によって 作られた作品である。
3つの部分からなり、郷土の風物に対する 深い愛情が見事に表現されている。
第1曲 Intermezzo: Moderato 第2曲 Ballade: Tempo di menuetto 第3曲 Alla marcia: Moderato

(管弦楽)バーミンガム市交響楽団 (指揮) サカリ・オラモ ♪ 私が聴いた音源 ♪
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