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...... 2021年06月14日 の日記 ......
■ 《 フランドル楽派 》   [ NO. 2021061401-1 ] v

【 マタイ受難曲 】

ラッソ,オルランド・ディ 〔伊〕 憂うつ症
(1532頃 ? 〜1594.06.14) 52歳?



フランドル楽派の最後をかざる巨匠のラッソは
16世紀末のヨーロッパで、最も有名で
最も影響力を振るった作曲家である。

正確な生年月日は不明だが、出生地は
現ベルギー、エノー州のモンスで生まれた。
生地のモンスの聖ニコラス大聖堂の
少年聖歌隊員として活躍し、その素晴らしい
美声のため、誘拐されたこともあるとか・・・

ヨーロッパ各地で、当時の人々から「音楽の王」
「ベルギーのオルフェウス」と讃えられた。

皇帝マクシミリアン一世から、貴族に列せられ、
教皇グレゴリウス十三世には、
「黄金拍車の騎士」を授けられ、一生をミュンヘンの
宮廷楽長として過ごし、421年前の6月14日に
憂うつ症のためこの地で生涯を閉じた。

ラッスは多作家で、宗教曲・世俗曲など、
あらゆる種類の作品を2000曲以上のこしている。
彼の音楽は、あくまでもルネサンス的な
フランドル楽派のポリフォニー技法を守り、新しい
通奏低音やモノディ様式の試みは一切行なっていない。

宗教曲の受難曲(マタイ受難曲・マルコ受難曲
・ルカ受難曲・ヨハネ受難曲)は、全ての
福音書に基づき作曲していて、全曲とも
無伴奏様式で作られている。




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