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...... 2021年05月19日 の日記 ......
■ 《 スペインを代表する作曲家 》   [ NO. 2021051901-1 ] or

【 スペイン狂詩曲 ニ短調 Op. 70 】

アルベニス,イサーク 〔スペイン〕
(1860.05.29〜1909.05.18) 48歳  腎臓病 



10代の初めには、すでにヴィルトゥオーゾピアニストとして
活躍したアルベニスは、1880年から90年代にかけて、
独創的な作品を書き、作曲家として頭角を現した。

ヨーロッパ各地で作曲家、指揮者、ピアニストとして
活躍したアルベニスは、1890年代前半からは、
主にパリを本拠に活動した。

パリでは、ショーソンやフォーレ、デュカス、ダンディー
といったフランスの作曲家達と友情を深め、彼らから
大きな影響を受けると共に、その中で獲得した
斬新な作曲技法は逆にラヴェルやドビュッシーなどの、
フランス近代音楽の作品にも影を落としているといわれる。

スペインの民族音楽を元にパリで学んだ
フランス近代の作曲技法を駆使し、独自の作風を
確立したスペインを代表する作曲家の一人となった。

「スペイン狂詩曲」は、ホータやマラゲーニャなどの
スペイン民族音楽を元に作曲したピアノとオーケストラの
ための作品で、作曲者自身により、ピアノ独奏と
2台のピアノ用にも編曲されている。

しかし、初演後オリジナルのオーケストラ用パート譜が
紛失したので、ジョルジュ・エネスコが紛失した
オーケストラ部分をピアノ編曲版を元に再現している。



《 エネスコ編曲版 》

(ピアノ)ジャン=フランソワ・エッセール
(管弦楽)ローザンヌ室内管弦楽団    
(指揮) ヘスス・ロペス=コボス    
         ♪ 私が聴いた音源 ♪





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