【 ピアノ・ソナタ 第7番 変ロ長調 Op. 83 】
プロコフィエフ,セルゲイ 〔ソヴィエト〕 (1891.04.23〜1953.03.05) 61歳 脳出血
1939年に着手し、1943年に完成した 「ピアノ・ソナタ 第7番」は、現代のピアノ音楽の 最高傑作の一つである。
生涯の中で最も充実した時期の作品である 「戦争ソナタ」(第6番、第7番、第8番)のうちの 一曲だが、青年期からのプロコフィエフの ダイナミズムが、ここでは一音の無駄もなく 極度に圧縮され、剛鉄のような強靱さと、 とぎすめされた構成美となっている。
1943年1月18日、モスクワで スヴァトスラフ・リヒテルにより、初演された。 プロコフィエフが、初演を初めて他の ピアニストに託した作品である。
第1楽章 Allegro inquieto 第2楽章 Andante caloroso 第3楽章 Precipitato
【 ピアノ・ソナタ 第6番 作品82 】 2015.04.24 に記載 【 ピアノ・ソナタ 第8番 作品84 】 2015.04.26 に記載
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