【 オルガン聖曲集 】
大中 寅二〔日〕 (1896.06.29〜1982.04.19) 86歳
大中寅二は明治29年に東京で生まれた。 同志社大学経済学部を卒業後、 山田耕筰に師事して作曲を学び、 28歳のときにベルリンに留学した。
作曲家、オルガニスト、合唱指揮者として活躍し、 昭和57年4月19日に86歳で世を去った。
昭和11年に国民歌謡の一曲として、 島崎藤村の詩に作曲した歌曲「椰子の実」は、 最も広く愛されているが、教会のオルガニストを 半世紀以上にわたって勤めたため、礼拝用の リードオルガン曲や賛美歌などの多くの 教会音楽を作曲している。
「オルガン聖曲集」は第1編〜第3編からなり 第1編は33曲収められている。
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