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...... 2021年04月15日 の日記 ......
■ 《 新しい日本の音楽 》   [ NO. 2021041501-1 ] v

【 歌曲「花」】

滝 廉太郎 〔日〕
(1879.08.24〜1903.06.29) 23歳 肺結核 



日本の本格的作曲家の第1号といわれる、
先駆者の滝廉太郎は、短い生涯の中で、
数多くの曲を残し、新しい日本の音楽を
生み出すさきがけとなった。

芸術的な日本歌曲の第1号であり、また
邦人の作った合唱曲の第1号でもある「花」は、
明治33年11月に出版された。

春夏秋冬の4部作の春の曲である。

春=「花」 (武島羽衣作詞)
夏=「納涼」(東くめ作詞) 
秋=「月」 (滝作詞)   
冬=「雪」 (中村秋香作詞)





春のうららの 隅田川
のぼりくだりの 船人が
櫂のしずくも 花と散る
ながめを何に たとうべき

見ずやあけぼの 露浴びて
われにもの言う 桜木を
見ずや夕ぐれ 手をのべて
われさしまねく 青柳を

錦おりなす 長堤に
くるればのぼる おぼろ月
げに一刻も 千金の
ながめを何に たとうべき





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