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...... 2021年04月09日 の日記 ......
■ 《 委嘱作品 》   [ NO. 2021040901-1 ] sy

【 交響曲 】

矢代 秋雄 〔日〕
(1929.09.10〜1976.04.09) 46歳 心不全



矢代秋雄は、昭和4年9月10日に東京の大森で生まれ、
「ヴァイオリン協奏曲」を作曲中の昭和51年に
心不全により急逝した。

若い頃より英才として将来を期待され、東京音楽学校、
東京藝術大学を卒業後パリ音楽院に留学し、
優秀な成績で卒業した。
1956年に帰国後は東京藝術大学で多くの弟子を育てた。

黛敏郎とは同じ年の生まれで、同じ学校で
共に学んでいる。

若くして世を去ったことと、厳しい自己批判により
作品数は少ないが、残された作品は名作が並んでいる。

「交響曲」は、1958年に日本フィルハーモニー
交響楽団が日本の作曲家に対して
作品委嘱シリーズの第1作として、留学を終えて
帰国した矢代に委嘱され、作曲した作品である。

その年の6月9日に日本フィルハーモニー交響楽団
第9回定期演奏会において、渡邉暁雄の
指揮により初演された。

4楽章による「交響曲」は、矢代が心酔していた
セザール・フランクが作曲した交響曲で使われた
循環主題がこの作品で使われている。

       第1楽章 Prelude:Adagio - Moderato
       第2楽章 Scherzo:Vivace
       第3楽章 Lento
       第4楽章 Adagio-Allegro energico



(管弦楽)アルスター管弦楽団
(指揮) 湯浅 卓雄    
     ♪ 私が聴いた音源 ♪




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