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...... 2021年04月02日 の日記 ......
■ 《 リストの影響 》   [ NO. 2021040201-1 ] or


【 フルートとオーケストラのための
      ディヴェルティメント Op. 52 】


ブゾーニ,フェルッチョ 〔伊〕
(1866.04.01〜1924.07.27) 58歳 腎臓病



ブゾーニはリストの弟子ではなかったが、若いころ
その演奏を聴き、リストに紹介されている。
リストの音楽は、ピアノ音楽のアルファであり
オメガであると語るほど、若き日のブゾーニにとって、
リストは夢であり、目標だった。

ピアニストとして円熟した時期の1911年には、
リストの主要なピアノ作品の全てを、数回にわたる
コンサートで演奏している。

ブゾーニは1907年ごろを境にロマン派音楽の
影響を離れ、革新的な様式を取り入れた
独自の世界を形作り始めた。

晩年に向かい、モーツァルトや、バッハなど
古典への回帰を呼びかけ、新しい古典性を
標榜した音楽作りを行った。

バッハやモーツァルトの他、リスト、ブラームスなど
優れた作品のピアノ用の編曲を多く手がけている。

「フルートとオーケストラのための
ディヴェルティメント」は、新古典主義の
流れの一つで、この世を去る4年前の54歳の
1920年に作曲した。



(フルート)オーレル・ニコレ           
(管弦楽) ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
(指揮)  クルト・マズア            
          ♪ 私が聴いた音源 ♪





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