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...... 2020年12月11日 の日記 ......
■ 《 ニースの塔 》   [ NO. 2020121101-1 ] e_or

【 序曲「海賊」Op. 21 】

ベルリオーズ,ルイ・エクトル 〔仏〕
(1803.12.11〜1869.03.08)



ベルリオーズは、217年前の12月11日に
フランス南部の田舎町で、医師の父親の
長男として生まれた。
音楽は、父のフルートで独習し、一般教育も
父の手によってなされ、学校には行かなかった。

父親が地方の名家の医師ということもあって、
18歳のときに、大学入学資格試験に合格し、
パリで医学を学んでいたが、オペラに夢中になり
音楽家にな ろうと独学で音楽の勉強を始めた。

後にパリ音楽院で、オペラと作曲を学んだ。

1830年 にローマ大賞を受賞したベルリオーズは、
賞金を得て、ローマに留学した。

留学中、地中海に面したフランスの保養地
ニースに滞在したときに、海峡で嵐に遭い、
かつて熟読したバイロンのドラマティックな
物語詩「海賊」の擬似体験をしたことから
作曲が進められたのが序曲「海賊」だが、
最初は「ニースの塔」と名付けられていた。

1845に初演されたが、その後数回にわたって
改作が行なわれ、24年後の1855年に
最後の改作版が出版された。

曲は3つの主題と1つのエピソードからなって
いるが、躍動的なリズムが特徴的で、個性的で
華麗な音楽である。



(管弦楽)サンディエゴ交響楽団
(指揮) ヨアフ・タルミ   
     ♪ 私が聴いた音源 ♪





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