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...... 2020年11月05日 の日記 ......
■ 《 療養中 》   [ NO. 2020110501-1 ] e_sy

【 交響曲第2番 ハ長調 Op. 61 】

シューマン,ローベルト・アレクサンダー (独〕
(1810.06.08〜1856.07.29)  46歳 精神錯乱



1843年末から44年にかけて、シューマン夫妻は
ロシアに演奏旅行をしているが、43年初めころから
起こった精神疾患は、44年になっても思うように
回復せず、療養のためにライプチヒから
ドレスデンに転居をした。

その後45年には次第に回復し、クララとともに
対位法の研究をするようになり作品60の
「バッハの名による6つのオルガンまたはピアノの
ためのフーガ」などが作られた。

大規模な作品としては「ピアノ協奏曲イ短調」
「交響曲第2番」などがある。

「交響曲第2番」は、1845年の暮にスケッチされ、
翌年になってオーケストレーションに取りかかったが
再び疾患は激しくなり、全体が完成したのは
10月になってからだった。

ある音楽家に宛てた手紙の中で
「この作品は苦しかった日々を思い出させます。
しかし、あなたのこの曲への興味からこのような
作品にも人は関心をしめしてくれることを
知りました。」と書いている。

出来上がった「交響曲第2番」は完成の年の
11月5日に、ライプツィヒのゲヴァントハウス演奏会に
おいて、メンデルスゾーンの指揮により初演された。

    第1楽章 Sostenuto assai - Allegro ma non troppo
    第2楽章 Scherzo Allegro vivace
    第3楽章 Adagio espressivo
    第4楽章 Allegro molto vivace 



(管弦楽)北ドイツ放送交響楽団    
(指揮) クリストフ・エッシェンバッハ
        ♪ 私が聴いた音源 ♪





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