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...... 2020年10月25日 の日記 ......
■ 《 管弦楽小組曲 》   [ NO. 2020102501-1 ] e_or

【 小組曲「子どもの遊び」Op. 22 】

ビゼー,ジョルジュ 〔仏〕
(1838.10.25〜1875.06.03) 36歳 敗血症



ビゼーは182前の10月25日にパリで生まれた。
父は声楽教師、母はピアノ奏者という恵まれた
環境の家に育ち、幼少から音楽的才能を発揮した。

9歳でパリ音楽院に入学し、19歳のときに
カンタータ「クローヴィスとクロティルデ」で、
ローマ大賞を受賞している。

多くの作品を作曲したが、20代後半から
酒に親しみ、次第に健康が損なわれた。

ドビュッシーが「彼はあまりにも若く死んだ」と
言うように、ビゼーは敗血症のためわずか
36歳で早世した。

彼は死に先立って、後世に残すべきでないと思った
作品を、全部消却してしまった。

「僕は今にもまして、モーツァルトとロッシーニが
最も偉大な音楽家であることを確信する。僕の本性は
ドラマティックな熱情よりも、単純な軽い音楽に
むいているようだ」と彼は書いている。

モーツァルトの優雅さ、ロッシーニの軽快さに加えて
彼が尊敬していたベートーベン、また形式上では
ハイドンの影響が感じられる作品を残している。

子どもの世界を音で描いた小組曲「子どもの遊び」は、
1872年にピアノ連弾用として作られた
12の小曲からなる「子どもの遊び」の中から
5曲を選び、その年から翌年にかけて管弦楽曲に
編曲した小品である。

第1曲 行進曲 「ラッパと太鼓」
第2曲 子守歌 「人形」    
第3曲 即興曲 「コマ」    
第4曲 二重奏 「ままごと遊び」
第5曲 ギャロップ 「舞踏会」 



(管弦楽)スイス・ロマンド管弦楽団
(指揮) エルネスト・アンセルメ 
       ♪ 私が聴いた音源 ♪





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