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...... 2020年08月15日 の日記 ......
■ 《名ヴァイオリニスト》   [ NO. 2020081501-1 ] e_ch

【 アンダンティーノとアレグロスケルツォーソ
                Op. 1 イ短調 】


ヨアヒム,ヨーゼフ 〔ハンガリー〕
(1831.06.28〜1907.08.15) 76歳



十九世紀後半のドイツ最大のヴァイオリニストの
ヨアヒムは、ハンガリーのプレスブルク近郊の
キトゼーで生まれた。

7歳でデビューし、12歳のときにメンデルスゾーンの
ピアノ伴奏で演奏会も開いている。
しかし、同じハンガリー生まれで、20歳年上の
リストには好まれなかった。

シューマン夫妻やブラームスとは親交があり、
ヴァイオリン協奏曲の献呈を受けてもいる。

彼の演奏は、最良の古典的なものに
裏付けされ、威厳のある平静さを保った
傷のない技巧をもっていた。

1866年に王立音楽アカデミーの創設と
指導のためベルリンに招かれ、113年前の
8月15日に世を去るまでベルリンに住んだ。

1869年にヨアヒム弦楽四重奏団を組織し、
世界最高の四重奏団を作り上げた。
ヨアヒムは古典時代の作品の演奏にすぐれ、
次代のドイツのヴァイオリニストに
大きな影響を与えた。

ヨアヒムの作曲した作品は、ヴァイオリン曲と
序曲などがあるが、あまり演奏されることはない。

「アンダンティーノ・イ短調」は、物悲しいピアノの
前奏で始まるヴァイオリン曲である。
         


(ヴァイオリン)マラト・ビゼンガリエフ
(ピアノ) ジョン・レネハン     
        ♪ 私が聴いた音源 ♪





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