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...... 2020年08月05日 の日記 ......
■ 《 ダ・カーポ・アリア 》   [ NO. 2020080501-1 ] v

【 私の偶像のそばに 】

チェスティ,アントニオ 〔伊〕
(1623.08.05〜1669.10.14) 46歳



フランシスコ会修道士のチェスティは、
397年前の8月5日、アレッツォで生まれた。
ローマで作曲を学んだ後、23歳でフィレンツェの
メディチ家の楽長となった。

その後、ヴェネツィア、ローマ、ウィーンなどで
歌劇作曲家として活躍したが、フィレンツェで
46年の生涯を閉じた。

彼は、ヴェネツィア楽派の代表的なオペラ作曲家で、
その抒情的なアリアは、当時絶大な人気を博した。
A-B-Aの三部形式をとる「ダ・カーポ・アリア」の
形式を一般化し、それ以後の歌劇のアリアの
定式となるのに功績があった。
100曲以上のオペラを残したが「黄金の林檎」は、
最も有名である。

「私の偶像のそばに」は、プロローグと
3幕からなる、歌劇「オロンテア」で
女王オロンテアがフェニキアの王子フロリダーノ
(アリドーロ)を想い歌うアリアである。

このオペラは1649年にヴェネツィアで初演された。



(ソプラノ)スミ・ジョー        
(ピアノ) ヴィンチェンツォ・スカレーラ
         ♪ 私が聴いた音源 ♪





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