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...... 2020年08月03日 の日記 ......
■ 《 対位法の理論家 》   [ NO. 2020080301-1 ] s

【 鍵盤楽器のためのソナタ 】

マルティーニ,ジョバンニ 〔伊〕
(1706.04.24〜1784.08.03) 78歳



モーツァルトがイタリアで学んだといわれる
マルティーニは、作曲家、音楽理論家として活躍した。
ボローニャで生まれ、230年前の8月3日に
78年の生涯を閉じた。

ヴァイオリニストの父から音楽の手ほどきを受け、
後に個人的に声楽、チェンバロ、対位法、
古典教育を学び、サンフランシスコ会修道院で
修練をし、16歳で聖職につき、19歳で
サン・フランチェスコ教会楽長に任命された。

宗教音楽を作りながら数学を研究し、また多量の
音楽文献を収集した。
これらは彼の死後、ボローニヤ音楽学校や
宮廷図書館の手に渡った。

優れたミサやオラトリオを作曲したが、
彼の名声を高めたのは教師としての活躍で、
多くの音楽家を育てた。

マルティーニはローマ楽派の当時最大の対位法の
理論家であったが、音楽史の形態を整えた最初の
書物3巻を著わしている。

「対位法教練」などの内容の充実した
著書も残されている。

6つの「鍵盤楽器のためのソナタ」は、1747年に
書かれている。





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