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...... 2020年06月29日 の日記 ......
■ 《 セミ・クラシック 》   [ NO. 2020062901-1 ] e_or

【 ブルー・タンゴ 】

アンダーソン,リロイ 〔米〕
(1908.06.29〜1975.05.18) 66歳



クラシックをより親しみやすい形にした
「セミ・クラシック」という分野で活躍した作曲家
指揮者のアンダーソンは、106年前の6月29日に
マサチューセッツ州ケンブルッジで
スウェーデン移民の両親の間に生まれた。

名門ハーバード大学で作曲を学んだが、自らは
大学のバンドでトロンボーンを吹いていた。
後にバンドの音楽監督となり、編曲を行なうようになり、
それらの作品が、指揮者のアーサー・フィードラーに
認められ、一流の音楽家としての道を歩むことになった。

フィードラーは、アンダーソンに作曲も勧め、
多くの名曲が生まれた。
卒業後はボストンとニューヨークで編曲家として活躍した。

アンダーソンの曲は、くつろいだ気分で聴ける
楽しいものばかりで、ウッドブロックを使って時計の
“チクタク”という音を表現している
「シンコペイテッド・クロック」や、トランペットで
馬(もしくは鹿)のいななきを表現した「そり滑り」、
本物の紙やすりを打楽器として使った
「サンドペーパー・バレエ」、本物のタイプライターを
使った「タイプライター」、クラリネットの音色を猫の
鳴き声に見立てた「ワルツィング・キャット」など、
楽器の音色を独創的に用いたことでもよく知られている。

1951年に作曲した「ブルータンゴ」は、
アンダーソンの最大のヒット曲である。



(管弦楽)セントルイス交響楽団 
(指揮) レナード・スラットキン
      ♪ 私が聴いた音源 ♪





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