【 交響曲 第2番 変ホ長調 Op. 63 】
エルガー,エドワード〔英〕 (1857.06.02〜1934.02.23) 76歳
エルガーが作曲家として成功し、大作を次々と 発表した創作活動の最盛期は、41歳から 62歳にかけての約20年間で、交響曲をはじめ 多くの作品を書いた。
交響曲は3曲遺されているが、完成したのは2曲で、 第3番は未完に終わった。
交響曲第1番 変イ長調 作品55(1908年) 交響曲第2番 変ホ長調 作品63(1911年) 交響曲第3番 ハ短調 作品88(未完)
第2番はイギリス国王エドワード7世に献呈される はずだったが、王が1910年5月6日に崩御したため 追悼として捧げられた。
聡明なエドワード王朝を振り返る叙事詩的 作品といわれ、ノーブルにと指示されている 第1楽章の冒頭の旋律が曲全体の 雰囲気を現している。
初演は1911年5月24日にロンドン音楽祭で エルガーの指揮、クイーンズ・ホール管弦楽団に よって行われた。
第1楽章 Allegro vivace e nobilmente 第2楽章 Larghetto 第3楽章 Rondo: Presto 第4楽章 Moderato e maestoso
(管弦楽) ロンドン交響楽団 (指揮) アンドレ・プレヴィン ♪ 私が聴いた音源 ♪
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