 【 組曲「ドリー」Op. 56 】
フォーレ,ガブリエル 〔仏〕 (1845.05.12〜1924.11.04) 79歳

近代フランスのもっとも偉大な作曲家の ひとりにあげられるフォーレが作曲した 6曲からなる、組曲「ドリー」は、2台のピアノ用に 書かれたが、1913年1月にはアンリ・ラボーによって 管弦楽に編曲され、バレエとして上演された。
その他に、コルトーによってピアノ独奏用にも 編曲されたし、各種鵜の楽器の独奏用、 合奏用編曲など、多く出版された。
初演は1898年4月30日に 国民音楽協会において行なわれた。
国民音楽協会は、ピアノと作曲を 師事していたサン=サーンスなどが 主催していてフォーレも加わっていた。 そのころ彼は上流階級の社交の場の サロンなどにも出入りするようになっていた。
ドリーはフォーレが可愛がっていた エレーヌ・バルダックで、彼女の母親の エンマは、後にドビュッシーと再婚している。
1、子守歌 2、ミ・ア・ウー 3、ドリーのお庭 4、キティ・ヴァルス 5、優しさ 6、スペイン舞曲

編曲 : アンリ・ラボー
(管弦楽)ボストン交響楽団 (指揮) 小澤征爾 ♪ 私が聴いた音源 ♪
|
|