[PREV] [NEXT]
...... 2020年04月08日 の日記 ......
■ 《 ロマン派歌劇 》   [ NO. 2020040801-1 ] e_o

【 喜歌劇「愛の妙薬」】

ドニゼッティ,ガエターノ 〔伊〕
(1797.11.29〜1848.04.08) 50歳



ドニゼッティは、1797年に、イタリアのベルガモで生れた。
47歳のころから、梅毒や双極性障害が原因と
思われる頭痛や神経性麻痺に見舞われ
172年前の4月8に日に生地で50年の生涯を閉じた。

ボローニャ音楽院で学んだ後、軍隊に
志願し入隊したが作曲活動は続けた。

十九世紀後半のイタリアオペラといえば、
ヴェルディがあげられるが、十九世紀前半を代表する
三羽ガラスとして、 機知に富んだオペラを書いた
ロッシーニと、旋律重視の抒情オペラを書いたベリーニ、
その影響を受けてロマン派歌劇の開拓者となった
ドニゼッティがあげられる。

彼が35歳のときに作曲した「愛の妙薬」は、
淡い感傷味を持つ田園喜劇で、名作狂乱悲劇
「ランメルロールのルチア」と並んで
今でもよく上演される。

のどかな農村に「惚れ薬」を売りにきた
インチキ医者が巻き起こす恋と騒動を描くもので、
ドニゼッティの持ち前の美意識で、
ロマンの香り漂う美しい牧歌劇としている。

2幕からなるが、3幕として上演されることもある。
第2幕、第2場、第5景で村の純情な若者
ネモリーノが歌う「人知れぬ涙」は
劇中随一の名歌である。



ー 第2幕 人知れぬ涙 ー

       (管弦楽)BBCコンサート・オーケストラ
       (指揮) バリー・ワーズワース
               ♪ 私が聴いた音源 ♪





...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: